身をきたへ 心きたへて 世の中に
たちてかひある 人と生きなむ

本学園の建学の精神が歌われています。「身を鍛え心を鍛えること即心身を鍛錬することは、生をこの世にうけた人間が当然努力せねばならぬ第一の必要条件であります。いかなることをなすにも身体が丈夫に鍛えられておらず、また意思が薄弱であるとか、真面目に努力を続けることが出来ぬとかいうようでは、成功するものではありません。まして世の中に出て何か事業をし出そうとか、人の信用を得ようとか、また家庭の人となって夫を助け子供を立派に育て上げようとかいう場合に、どうしてそれが出来ましょう。」と、文華高等女学校交友会誌「文華」第1号(1927(昭和2)年3月発行)の中で説いており、まもなく迎える100周年に向けて、今なお、その精神は連綿と受け継がれています。

校歌の制定

学園歌は創立者の一人である斯波安により作詞され、東京音楽学校教授島崎赤太郎が作曲し、1922(大正11)年、前身である文華高等女学校の開校式で、校歌として披露されました。


学校法人 十文字学園 校章

1937(昭和12)年、校名が十文字高等女学校と改称された際、現在の校章となりました。図案は十文字家の家紋である五三桐に十文字の十を重ねたものです。