創立者の精神は現在も脈々と受け継がれています

本学園の建学の精神は、学園歌「身をきたへ 心きたへて 世の中に たちてかひある 人と生きなむ」の中に込められています。

学園歌

「身を鍛え心を鍛えること即心身を鍛錬することは、生をこの世にうけた人間が当然努力せねばならぬ第一の必要条件であります。いかなることをなすにも身体が丈夫に鍛えられておらず、また意思が薄弱であるとか、真面目に努力を続けることが出来ぬとかいうようでは、成功するものではありません。まして世の中に出て何か事業をし出そうとか、人の信用を得ようとか、また家庭の人となって夫を助け子供を立派に育て上げようとかいう場合に、どうしてそれが出来ましょう。」

文華高等女学校交友会誌「文華」第1号(1927(昭和2)年3月発行)から抜粋

 

「自分自身の生きがいをもち、自分の力で世の中の役に立てる女性を育てたい」と願う精神は、この学園歌とともに現在も脈々と受け継がれています。
今後も「自ら彊(つと)めて息(や)まず(自分を鍛えることをやめない)」の精神、生き方を守りつつ、社会の変化に柔軟に対応して、十文字にしかできない女子教育の実現を目指していきます。